一流の気功師は常識人

気功をしているときは、生活空間である物理世界から一歩抽象度を上の、情報空間に臨場感を持っています。日常生活を過ごす意識状態とは異なる、深いトランス(変性意識)の状態です。

気功師のトランスは酔っ払いの酩酊状態とは異なり、自分でコントロール可能な状態です。コントロールできるから、極めて論理的な情報をハンドリングできます。

とはいえ、生活空間への臨場感は薄れているので、トランスに入った状態で車の運転や機械類の操作は危険だし、声をかけられても気づかないかもしれないし、外を歩けば石にけつまづくかもしれません。(歩きスマホが危ないのと同じです)

情報空間での活動は物理空間の常識では想像もつかない、奇想天外、奇天烈なものが多くあります。気功をしているときは、一般的な意味での注意力とか、世間の常識を意識的に休止状態にしています。気功師は世間と(物理空間と)、あの世(情報空間)とを分け隔てなく行き来しているのです。

だからこそ、優秀な気功師は社会のルールに厳密に従います。法律に従うのはもちろん、商習慣や、商道徳にも(納得できるものであれば)知りうる限り従っておられます。物理空間の重要度が相対的であるからこそ、ルールを守って、物理空間での義務を人一倍果たしておられます。

一流の気功師は社会生活では極めて常識人であるということです。

Fotolia_102733939_XS

そうでない人も勿論います。気功師なりヒーラーを選ぶ時は、その人が順法精神に反するようなことをほんの少しでも匂わしたり、社会常識を疑うような言動があると感じたら、そしてその言葉であなたを誘惑しようとしているのを感じたら、すでに付き合いが始まっていても、関わりを絶つことをお勧めします。

これは早ければ早いほどよいです。シッカリした人は常識を外れたことは口が裂けても言わないものです。

コメントを残す

このページの先頭へ