気の玉(2)リアリティを持つのがコツ
気を操作するには、気に対してリアリティを持つことが必要です。
気の玉を作るときは、身体はリラックスしていなければなりませんが、頭は活発に活動しています。、気の玉にリアリティ(臨場感)を持っているからです。
気の玉を(感じたくても)感じにくい人は、気の玉にリアリティを持つように工夫してみましょう。
あ、その前に、気功をする時は口角を上げて、ニコニコ(^-^)顏になりましょうね。これは私の先生から最初に教わった原則です。この意味は先に行けば分かるのですが、いまは無条件に受け入れてください(^-^)
動物が好きな人なら気の玉は小さな動物の命であると想像してみましょう。小さな猫やフェレットが手の中でかわいく動き回っている様子を想像してみましょう。とたんに手の中の気に対する集中力が増してきませんか?
動物の形そのままでもよいですが、できる人は、その動物のかわいらしさを含めた生命としての存在が、全てボールのようになったと思ってみましょう。
次はそのボール(動物)の重さを感じてみましょう。手のなかの重さは命の重さです。玉の大きさを変えるようにすると、弾力も感じませんか?実際、気は生命そのものです。
まずは想像することが大事です。ほんのかすかにでも感覚を覚えたら、それを大切にして、それを喜ぶようにしましょう。脳が喜ぶと人は自然にその作業を反復し、もっとうまくやろうとします。
リラックスして、集中する。かすかな感覚を喜び、それを大切に思う。
情報を触覚する練習です。楽しくいきましょう。
できなかったら、できなかったと認めることが大事です。自分をだますのはやめましょう。
ほんの少しでもできたら、それをしっかり喜びましょう。その感覚を大切に育てましょう。
動物が好きな人なら動物でもよいし、宝石のほうが心が浮き立つ人は宝石でもよいと思います。自分が気の玉に没入しやすい対象を選びましょう。なんでもよいです。
なれてくると、いろんなものにリアリティを持つことができるようになります。動物の気の玉だろうが宝石の気の玉だろうが、リアリティを持って操作できるようになります。上級編になると、『言葉』に対してリアリティを持つこともできるようになります。