結界を張りまくろう

 
結界はある空間を区切ってその内部を清浄な気で満たすものです。神社・寺院などの境内には結界を張られていて、そういう場所に足を踏み入れると(よい結界の場合は)ひんやりとすがすがしい気分を感じることができます。結界の中と外とは別世界です。結界の内部で人は日常を忘れ、信仰心に集中することができます。

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気功技術の「結界」も、空間を区切って内部を有益な気で満たすものです。使用する場面がとても多い技術です。

その内部では完全にリラックスでき、守られ、癒され、人は能力を発揮できます。外部の攻撃から守られます。

気功の施術をしたりコーチング、カウンセリングをする空間は必ず事前に結界を張って外部からのnoisyな情報を遮断します。そうすると、その結界の中に入るだけで施術をする前から癒されるのが普通です。気功のセッションを何度か受ける経験をすると、その施術所に近づくだけで元気が出る経験をすることがありますが、それは「気のせい」であなく、結界の中の素晴らしい「気」がそうさせているのです。

日常生活でも結界は「張りまくる」といいです。例えば、お風呂の中で結界を張ってリラックスするのはとても気持ちのいいもので疲労回復効果が強いです。自分に好意を持ってほしい異性の周りに自分の結界を張る、なんて面白い使い方もあるし、子供の周りに張ってあげるのもいいですね。

自分がつい緊張してしまいがちな場面がわかっていたらそこに事前に結果を張ってみましょう。これはスゴいですよ。効果てきめんです。

私は重要な会議の前にその会議室にガッツリと結界を張ることがあります。できればその会議室に入って張りますが、入らなくてもできます。会議中とてもリラックスできるので、堂々とした態度で論戦することができます。精神的に優位に立てるので、相手が誰であろうと(どんなVIPであろうと)関係なし。どれだけ怒っていようと、馬耳東風。なにごともなかったように、冷静な発言ができます。

会議や交渉といったものは「冷静を失ったら負け」みたいなところがあり、どれほどムカつく状況に陥ったとしても、穏やかに且つ論理が破たんしないように、それでいて堂々と発言することが求められます。一言でいうと、抽象度が高い態度が求められるんですね。そんなとき結界は必須です。

というか、気功を勉強していなくても交渉の達人は無意識に気功を使っているようなところがあります。私たちは気功を学ぶことで、その達人の態度を獲得することができるわけです。すごいことです。

結界は、ただ張るだけで素晴らしい効果があります。それにさらに機能を付加することで無限に応用が広がります。

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