メンタルのトラブルはつらい(2)

 
※ 私がウツに関して書くときは、特に断らない限り、軽症~中程度までのウツを想定しています。 ※

ウツは早期に精神科医にかかるべき。 と言っておきながら、私は殆ど医者にはかかりませんでした。向精神薬を飲むのが怖かったんです。 結果的に回復したのは、私が服薬せずとも回復できる程度の軽症だったからであり、ラッキーでしかありません。 リスキーな選択だったとは思います。 

パニックとウツになって、私はいわゆる代替医療を探し回りました。 鍼灸、催眠療法、NLP、食餌療法といろいろ手を出しました。 そのつど、鍼灸師になりたい。とか催眠療法の資格を取りたい、とか節操もなく考えてましたが、結局のところ当時落ち着いたのは、NLPです。 これはかなり入れ込んで勉強していました。

ウツは自分の外に対する興味が無くなって、心の中だけでグルグルと空転している現象ですから、NLPが面白いと思って勉強を始めた時点で、それは外部への興味で活動してるわけで、もうウツではなかったんですね。 NLPが自分を癒したのではなくて、NLPを勉強すること自体が癒しになっていたという、へんな話ですが結果オーライでした。

気功を学んでいる今でも、NLPは使えるアプローチだと思っています。 二人だけですが、とても優秀なNLPの施術者のヒーリーになって効果を実感したこともあります。 私が私淑している苫米地英人博士も、初期のDVDではNLPのテクニックである「タイムライン」をそのまま紹介されたりしてました。

気功を学んでわかることは、一言でいうと、NLPは、気功そのものだということです。 気功はNLPを包摂したさらに上位概念の体系です。 気功としての意味を理解した上でなら、NLPは十分使えます。

ここでいう気功は、苫米地英人博士が体系化された気功です。 今はこれが全てのヒーリングを包括する最上位概念だと感じ、それを確信しているので、迷いがありません。 (苫米地理論は勿論ヒーリングだけをカバーするのではありませんが)。

本質は全てそこにあります。

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